和倉温泉旅行記

今年の8月に、ずっと行ってみたいと思っていた和倉温泉に行ってきました。

北陸新幹線に乗車して金沢へ

E7系 金沢駅にて

今回の旅行でまず楽しみにしていたことは、はじめて北陸新幹線に乗車することでした。大宮駅から金沢駅までかがやき号に乗車しましたが、非常に快適。停車駅は大宮を出た後は、長野・富山・金沢のみであっという間でした。最新の車両であるE7系・W7系は走行中もとても静かで揺れが少なく、フリーWi-Fiもあり、インターネット環境にも困りませんでした(ただしトンネル区間ではオフになるので注意)。ちなみに北陸新幹線はJR東日本とJR西日本が共同で運行しているので双方に所属する車両が使われています(JR東日本がE7系でJR西日本がW7系。車両の仕様はほぼ同じ。)。私が乗車したときは往路がE7系で復路がW7系でした。車内放送のチャイムが違ったりして両方とも乗車できてよかったです。

金沢駅からは、特急「能登かがり火」に乗り換えて和倉温泉駅へ。

温泉街を探索

和倉温泉駅

和倉温泉駅に到着!

特急「能登かがり火」で終点の和倉温泉駅に到着すると、宿泊先に電話をして5分ほどでバスで迎えに来てくれました。宿泊先に荷物を預けてから、温泉街を探索に行くことに。

和倉温泉の街並み

弁天崎源泉公園

弁天崎源泉公園は、温泉街の中心部にある公園です。名前の通り、温泉に関する公園で、温泉を飲む「飲泉」、温泉卵も作れます!そして手を温める「手湯」、温泉の熱で温かい「あったかベンチ」など、温泉にふれることのできる公園です。

和倉港

弁天崎源泉公園に隣接する和倉港。たくさんの小型船が停泊中で、潮風が心地良い。芝生のイベント広場があったり、イルカウォッチングをやっていたりと時間があれば参加してみたかったです。

和みの丘公園展望台へ

和倉港を後にして展望台のあるという和みの丘公園に向かいます。温泉街の中心部は区画整理をしたのでしょうか。電柱が地中化され、新しめの建物が立ち並びタイル張りの歩道も歩きやすいです。ところどころ駐車場になっている部分にもそのうち建物ができればいいですね。

中心部から少し奥まったところの路地。中心部は大型旅館が立ち並んでいますが、この辺は小規模な旅館も点在していて生活感も感じられます。アスファルト舗装がガタついてなくて、歩きやすい。

和みの丘公園へは、青林寺というお寺の敷地内にある階段を登っていってもいいのですが、今回は坂道を上っていくことに。そして20分ほど歩いて無事到着。和みの丘公園展望台には鐘があって、鳴らすことができました。和む~。

展望台からの景色

肝心の展望台からの景色は…木が生い茂っていてあまり見えませんでした。少しだけ対岸の能登島が見えますね。景色を見た後は、青林寺でお参りをして、温泉街に戻りました。

昼食は「のとの蔵」で釜飯を

昼食は「のとの蔵」さんで、のどぐろの釜飯を食べました。詳細な時間は忘れてしまったのですが、注文をしてから炊くので40分とか50分、タイマーをセットしてもらって出来上がるのを待機です。でも、待つ価値のあるお味でした!お米の味が素晴らしい!たくさん歩いた後だったのでさらに美味しかったです。

「のどぐろ」とは通称で、正式名称は「アカムツ」といいます。主に日本海側で獲れる高級魚でとても美味。石川県も産地のひとつのため、のどぐろの料理を食べることのできるお店がたくさんあります。

宿泊先は「日本の宿 のと楽」

のと楽に宿泊!

今回お世話になったお宿は「日本の宿 のと楽」さんの別館「ガーデン能登屋」。和倉温泉駅と温泉街の中間にある、100室を超える大型旅館です。

ガーデン能登屋の特徴

別館「ガーデン能登屋」

今回は本館ではなく別館の「ガーデン能登屋」を選びました。こちらの特徴としては、一般的な和室や和洋室が中心の本館に対して、ガーデン能登屋はオリエンタルな雰囲気の洋室が中心です。そして、のと楽の大浴場は、本館にある大浴場・露天風呂と、ガーデン能登屋の最上階にある展望露天風呂の2種類があります。そのうち展望露天風呂は、フロントで聞いた話によると、入浴するのに別途料金が必要なのですが、ガーデン能登屋の宿泊の場合は無料で入浴することが出来ました。どちらも入浴してみましたが、個人的には展望露天風呂のほうが気に入りました。露天風呂ですが浴槽はかなり広く快適でした。

敷地内の桟橋へプチ散歩

今回こちらのホテルを選んだ理由の一つとして、敷地内にはなんと桟橋が設置されていて七尾湾をのんびりと眺めることが出来ました。解放感抜群ですし、宿泊客しかいないので静かでとてものんびりすることが出来ました。建物から桟橋に向かう間にはプールもあって、夏場は泳ぐ人もいるのだと思います。

再び温泉街へ

和倉港から能登島を望む

夕食を摂ろうと、夕方に、再び温泉街へ。和倉港を再び訪れると、夕暮れの七尾湾が大変素晴らしい風景になっていました。

夜の温泉街

和倉温泉の夜景

日が落ちると、和倉温泉のホテル群の明かりが浮かび上がってきました。きらびやかですね。

夕食は「みとね」で海鮮丼を満喫

さて、夜に温泉街に来たのは夕食を摂るためでした。本日の夕食は「みとね」でいただきます。先ほど昼食をいただいた「のとの蔵」のお隣です。

注文したのは海鮮丼と地酒(日本酒)です。海鮮丼の方は、金箔まぶしてあってちょっと贅沢な気分に。お味の方もとっても美味しかったですよ。ぺろりと平らげてしまいました!

朝食は宿でいただきます

朝食は宿でいただきました。ガーデン能登屋の宿泊客は、ブッフェ形式の朝食を食べることが出来ます。実は宿の予約をしたときはケチって朝食なしプランを予約したのですが、「やっぱり温かい朝食を食べたい!」と思い、前日に朝食ありに変更させていただけないかと電話をしてみたところ、快くOKいただき嬉しかったです。

朝食の内容はブッフェ形式といいましたが、バランスの良いラインナップでした。地元の食材を使ったおにぎりが印象に残っています。ブッフェ会場も広くて込み合うことなくよかったです。

金沢市観光はかなわず・・・

翌日は金沢市内を観光する予定だったのですが、この日は石川県内ではものすごい大雨が降っていて、中止することに…。というのも、まずびっくりしたのが和倉温泉駅周辺が大雨で冠水して自動車の乗り入れが一切できなくなったことです(警察が規制していました)。仕方なく途中から膝まで水に浸かりながらも駅の待合室まで行き(当然列車は運転見合わせ中)、駅員さんがタクシーを呼んでくれて、タクシーでなんとか金沢駅まで帰り、そこからは北陸新幹線で帰途についたのでした。

まとめ

金沢観光ができなかったのは残念でしたが、和倉温泉は行ってみて大正解でした。温泉街の雰囲気、魚料理の美味しさなど…、自信をもっておすすめできる観光地でした。素敵な旅館に泊まり美味しいお魚やお酒をゆったりと楽しみたい方、ぜひ行ってみてください!

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