北海道旅行記 2日目

前回の北海道旅行記1日目からだいぶ時間が経過してしまいましたが気にせず2日目の記事を投稿します。

起床、そして朝風呂

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はじめて本州以外の地へ足を踏み入れた緊張などからあまり良く眠れませんでしたが朝7時頃に起床。

起きてすぐに窓から洞爺湖を見てみると薄曇りという感じの天気。もしかしたら晴れてくれるのかと淡い期待を抱きながら大浴場で朝風呂を堪能します。やっぱり温泉は最高だね。とっても気持ち良いです。

風呂からあがるとブッフェ形式の朝食を食べて本日の目的地へ向けて出発です。

 

有珠山ロープウェイで有珠山観光

とくとくタクシープランで有珠山へ

今日のメイン観光地は有珠山です。なぜ有珠山にしたかというと、展望台から洞爺湖を見下ろせることや隣接している昭和新山を見たかったためです。

有珠山(昭和新山)へは基本的に路線バスが通じているのですが、冬期だけは通じていないのでタクシーを利用することにしました。洞爺湖温泉街から昭和新山まで結構距離があるしタクシーだから割高感ありそうだなと思っていたら、有珠山ロープウェイを運営するワカサリゾートと洞爺ハイヤーによってお得な「とくとくタクシープラン」というものがあったからなんです。まあこのタクシープランも1月は運休なので旅行日を3月にしておいて良かったです(汗)冬の間はほんとに有珠山と昭和新山へ来るお客さんが少ないんだろうな…。実際私が行ったこの日も少なかったです。雪が吹雪いていたというのもあるのですが(後述)

タクシーでロープウェイ乗り場付近にたどり着くとおみやげ屋さんや飲食店が集まっています。そして、ロープウェイ乗り場の反対側(右手)を見ると昭和新山がそびえ立っています。噴火から半世紀以上が経過した今でも噴煙がわずかながら、しかしはっきりと目視することができるので自然の雄大さを感じることが出来ました。

さて、ロープウェイで有珠山山頂まで登ります。乗る直前くらいから雪がぱらぱらと降ってきていたためお客さんは皆無。景色を独占です( ̄ー ̄)

 

有珠山山頂展望台

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有珠山山頂に到着するとまず一番近くにあるのは山頂展望台です。

ここからは昭和新山と洞爺湖を見下ろすことが出来ます。だんだん雪が強く降ってきて、景色が霞んでいますがなんだか冬らしくて逆に良いかもしれない。そしておそらくこの日の一番客だったためか誰も足を踏み入れていない雪を触ってみるとパウダースノーで、よく見てみると首都圏などのベチャッとした雪と違ってちゃんと雪の結晶が肉眼で確認できて思わず感動。

 

火口原展望台

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続いて火口原展望台へ向かいます。火口原展望台からは銀沼大火口という1977年の山頂噴火で誕生した大きな火口を見下ろすことが出来ます。ロープウェイの駅からは徒歩で7分ほどかかります。

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到着するといきなり吹雪いてきました。そして容赦なく襲い掛かってくる強風は相当の風速です。火口の写真を撮影するために柵際に行くだけでも結構命がけでした(笑)。それにしてもとても大きな火口で、周囲の外輪山が遊歩道になっていて外輪山展望台まで繋がっているようです。ロープウェイ山頂駅から片道1時間、往復2時間だそうですが、冬期は閉鎖中とのことで断念(泣)次こそは…。

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火口原展望台からは銀沼火口以外にも、遠く離れた内浦湾を望むことも出来ました。このように、洞爺湖や有珠山は結構海から近いんですよね。それなのにこの高低差は、火山活動の凄さを物語っています。(洞爺湖はカルデラ湖)

 

サイロ展望台の悲劇

「とくとくタクシープラン」は往復利用ですので帰りも温泉街まで送ってもらいました。その道中で運転手さんに色々と洞爺湖に関する興味深いお話を聞かせてもらっている内に「サイロ展望台」から見る洞爺湖の景色が素晴らしいとおすすめされそのままタクシーで向かうことになりました。

私自身も今回の旅行を計画するときの事前リサーチでサイロ展望台の存在は知っていましたが、有珠山のあとは洞爺湖の遊覧船に乗船しようと考えていました。しかし運転手さんによると冬期の遊覧船の景色はあまり良くないとのことでしたし、現地の方のオススメということで急遽サイロ展望台へ向かうことに。

しかしサイロ展望台の近くになっても車窓から洞爺湖が吹雪で見えず不安を抱きながら到着すると、やはり吹雪が邪魔をして見えず…。

でもそれはそれで貴重な経験をしたのかなと割り切ることにしました(๑´ڡ`๑)

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帰りに、サイロ展望台と温泉街の間にあるレークヒル・ファームというカフェ・レストランに立ち寄り、運転手さんにおすすめされたジェラート購入。冬なのに大丈夫かな、と若干心配しながら車内でぺろぺろ舐めてみるととても美味しくて、冬の寒さも忘れてあっという間に平らげてしまいました。次回立ち寄る時はレークヒル・ファーム内のレストランでも食事したいなと思いました!

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